HOME MUSIC COLUMN Good Music ヤツガタケ! vol.1

みなさん、こんにちは。ヤツガタケシゴトニン ライターの町田です。

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今日は音楽の話題をお送りします!
私は、何を隠そう音楽好きなもので、昔はCD(もうそろそろ死語になりそう・・・)を大量に売る仕事をしていたり、ライターをはじめたきのも音楽レビューがきっかけでした。
20代は、寝ても覚めても音楽・音楽・音楽!今、考えると恐ろしくなるほど、お金も時間も音楽に費やしていました(笑)

というわけで、今回は息抜きも兼ねて、八ヶ岳に合う曲を紹介したいと思います。仕事の休憩に、旅のお供に、梅雨空を忘れるくらい素敵な音楽をどうぞお楽しみください。

八ヶ岳でGood Time,Good Music!

広々とした八ヶ岳には、グットタイムミュージックがよく合います。

グットタイムミュージックとは、2000年頃に流行ったアコースティックスウィングやルーツミュージックを総称した呼び方です。特定のジャンルやアーティストはなく、名前の通り「いい感じの音楽」を好き勝手に集めていたら、ジャンルとして認識されるようになっていきました。
今回は、私の独断と偏見で八ヶ岳に合う、ヤツガタケ版Good Time Musicを選んでみました!

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Geoff & Maria Muldaur / Brazil

さあ、一曲目は、有名なナンバーを紹介します。原曲はアリ・ブラッソ作曲、ボブ・ラッセル作詞によるラテン・ソングの大スタンダード・ナンバーです。意外なところだと、コーネリアスがカバーしたりもしていますね。
このマリア・マルダーとジェフ・マルダーのカバーは、1985年、ワーナー・ブラザーズ映画「未来世紀ブラジル」(“BRAZIL”…..監督・脚本:テリー・ギリアム、出演:ジョナサン・プライス/ロバート・デニーロ/イアン・ホルム)にテーマ曲として使用され話題となりました。

この曲、どこかで聴いたことがあるのではないでしょうか?それにしても、始まりのギターのメロディーから最高ですね。もう、気分は八ヶ岳。ちょっと空中に10cmくらい浮きたい気持ちになります。

Stanley Smith / Sweet Butterfly

次に紹介するのは、Good Time Musicシーンの代表選手ともいえる、スタンリー・スミスです。今はハワイに拠点を移した、Buffalo Recordsから発売されていたアルバム「In the Land of Dreams」は今聴いても名盤です。この渋い歌声に、甘いギターのメロディーが不思議なくらい良く合います。八ヶ岳の夏の夕暮れに合いそうな音楽です。

Ernie Graham / The Girl That Turned The Lever

最後に紹介するのは、英国スワンプロックの雄、アーニー・グレアムです。以前、自分が運営しているブログでも紹介しましたが、やはり八ヶ岳に合うので再登場です。

この曲は、71年に発表した唯一のアルバムに収録されています。彼はブリンズリー・シュワルツのマネージャーStiffレーベルの創立者であり、パブロックのドン、デイヴ・ロビンソンも愛した存在で、CDで再発される前はレア盤としても有名でした。アーシーな歌声は夏の夕暮れや、少し肌寒くなった八ヶ岳高原の秋にぴったりなのではないでしょうか。

切ないメロディが沁みますね。いつ聴いても、いい曲です。ちょっとウイスキーとか、バーボンとかを飲みながら聴いたらいいかも。八ヶ岳の山並みにも合いますね。

おしまいに

Good Time ヤツガタケ、いかがでしたか?八ヶ岳の風景が浮かびましたか?ちょっとマニアックな話が多かったように思いますが、音楽は細かい情報があるからこそ面白いのです!アーティストの歴史や、バックバンドメンバー、発売されたレーベルなどなど、掘れば掘るほど音楽への愛着が深くなっていくはずです。

これからも定期的に八ヶ岳と音楽の心地よい時間をお送りしたいと思います!では、また次回。

ライター・校正
まちだ ゆうき
1981年群馬県高崎市生まれ。タワーレコード渋谷店勤務を経て、2010年より長野県富士見町に移住。農業経営と並行して、2014年よりライター・校正として活動を再開。2016年より再び東京に転居して校正・編集に専念する。ヤツガタケノートなど八ヶ岳に関わる記事や農業関連のWEBサイト、また商品販促用のキャッチコピーなど文字に関わることを幅広く手がける。
個人活動としては農業専門サイト「つちとて」を運営(休止中)。合気道初段(絶賛修行中)でもある。
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