CULTURE

こんにちは。
今年は、夏の終わりから、台風が多くて晴天率の高い八ヶ岳も、大雨やゲリラ豪雨が多く、被害が出た地域もありました。

気温も、アップダウンも多く、身体がなんだかついていかない感じ。夏のお疲れも出るころでしょうか。葉っぱも散り始めて、寂しい気持ちにもなります。自然界が動く時、わたしたち、人間の身体や心も影響を受けますね。

自律神経のバランスが乱れやすい時期は、免疫系に影響がでてきます。体調を崩しやすくなります。
体調を崩さないようにするように、ハーブティーや緑茶で、風邪対策、ビタミンやミネラル補給をして、足湯をして足元を冷やさないようするのは、おすすめです。

そして、大切なのは、自律神経を整えておくこと！

今日は、香りを使って自律神経を整える方法にクローズアップしてみます。習慣にするととても簡単なので、朝、晩とやってみてくださいね。

朝晩は、涼しくなって寝やすくなりました。
だけど、困るのは、朝が起きれないこと。

そんな時は、脳に血液を集める交感神経モードがオンになる精油を使ってみて下さい。朝の香り。覚えてくださいね。レモンやローズマリー、ミント、ユーカリなどの香り。朝が苦手な息子が、起きれないで布団でむにゃむにゃ言っている時に、「起きてー」と言い続けても全く効果なし。こちらも朝は慌ただしくしているので、ある程度目覚めてきたら、座らせて、うまく香りを使います。

エアースプレ―にしてもよいと思いますが、香りが拡散してしまうので、ダイレクトに脳に届けるために、直接精油の小瓶から嗅いでもらっています。（この時、鼻に直接つかないようにだけ、気をつけて！刺激を感じます。）息子は、最初はまだ半分夢の中ですが、徐々に鼻が臭いを感知して、ひくひく動いてきます。

この光景を見ると、人間にも動物的な感覚がまだ残っているんだなぁと思うのですが、
香りを脳が感じると、目覚めの方向へシフト。脳が目覚めると、身体に起きろー！と指令がくるので、身体も活動的な朝モードになります。

最初から刺激の強いものだと嫌がられるので、レモン⇒ペパーミントのように、親しみのある香りからスタートするようにしてください。

家の場所をうまく活用するのもおすすめです。
起きて必ず行く場所、お手洗い。
ここに、朝、我が家は必ず香りを炊きます。

元気に目覚める香り。よし、今日も頑張ろう！と前向きな気持ちになるとよい一日のスタートがきれます。早速小枝や実を拾ってきて、その上に、精油をぽたぽた直接垂らしてみましょう。

そのまま、洗面所と玄関にも木を置いて、精油を垂らしておくと、出発する時にも、明るい気持ちで、スタートできます。

こうして、どんどん、香りを使っていくと、大脳辺縁系という脳が活性化して、香りを感知する力も高まります。認知症の予防や改善にも、精油が使われることがあるのは、そのため。

朝の香り、夜の香りと分けることで、香りを鼻で感知できなくても、脳で感知することはできるので、効果は期待できます。脳をトレーニングするのです。

夜は、自律神経の副交感神経をオンにする、ラベンダーやマジョラム・スイート、カモミール・ローマン・イランイランがおすすめ。そこに、なじみのあるスイートオレンジなどを加えて、自分が心地良いと感じる香りを作ります。オレンジは、中庸のオイルで、自律神経をオンにもオフにも、どちらでも使える使い勝手のよいものです。

テイッシュや拾ってきた木の枝や実に垂らして、枕元に漂わせたり、マッサージオイルを作って胸元・みぞおちを自分で優しいタッチでマッサージすると、より深く脳を休められます。興奮して、夜なかなか寝付けないわが子にもよくやります。寝るぎりぎりまで考え事をしていたり、パソコンや携帯作業をしていると、脳が休まないまま、寝ることになるので、そういう時は、積極的に、脳がリラックスする香りを使いましょう。

香りは、このように、朝、晩と毎日、シーン毎にうまく使い分けていくと、自律神経が整ってきます。自立神経を整えて、風邪を引きにくい身体を作ってくださいね！

ビジネスのシーンでも、午前中集中してやらなくてはいけない時、一息休憩をつくとき、
大事なプレゼンで緊張感が抜けない時など、香りを使って対応できます。

みなさんも、香りを取り入れて、秋を元気に楽しんで下さいね。

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