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こんにちは、もっちぃです。
今回も初心者目線で、私見たっぷりにお伝えしたいと思います。
今回は御柱祭の最大といっても過言ではない目玉の木落し編です。
原村からスタートし、穴山の大曲を通過し、茅野市の木落し坂までが一日目。
穴山の大曲はどうやって曲がる?
一日目の最大の見せ場が、物凄く狭い御柱街道の穴山の大曲(カーブ)を曲がる場です。
ほぼほぼ90度のカーブを太く長い御柱をなんとか通さなければならないので、氏子たちの叡智と団結力を駆使して、慎重に進みます。
僕らは先の方の綱だったのですが、かなり後ろのほうで、綱を慎重に進めて曳き、僕らが通過してから約30分前後でしょうか、御柱がカーブを通過しました。
本当にカーブを通過するのが大変なのですが、周りは住宅地なので、あまり観光客が観覧できる場所がありません。
ぜひ、綱曳きで参加してくださいね。
最大の見せ場「木落し」
二日目は、木落しからスタートします。
宮川小学校横の木落し坂の坂上に御柱が設置され、木遣隊の歌や、鼓笛隊で氏子の皆さんと観客のボルテージが上がっていきます。
何度も何度も鼓舞が繰り返されるのは怖さから気を引き立てるためですよね。
この坂を降りるのか・・・と柱の先頭の氏子の皆さんを見ると、本当に引き締まった素晴らしい顔をしていました。
御柱の隊列には旗を持ってる方がいらっしゃり赤は停止、白は曳行なのですが、木落でも白い旗があがった瞬間、観客の皆さんはワァー!と歓声があがり、「ヨイサー、ヨイサー」と氏子の皆さんが綱を力を込めて曳いていきます。
曳き始めてすぐに、御柱が傾き、メド梃子も着いたまま、坂を一気に掛け下ります。
中には、御柱が傾いたり、メド梃子から落ちてしまう氏子もいたりして、本当に危険なのですがこの勇気、男たるもの、一度は味わいたいもので、7年に一度にかける氏子達を思うと、胸が熱くなりました。
衣装について
御柱祭がとても懐かしさを感じる祭りだと思われる要因の一つに、衣装があります。
各地域の氏子たちは、それぞれが用意した地域ごとの法被を着ています。
それが、各地域ごとに色が違ってとてもカラフルなのです。
その色は旗などにも使われ、地域の団結力を感じる力強い色になっています。
次回は山出し最後の難関、川越しです。
参考)御柱祭公式サイト(http://www.onbashira.jp/)