11月18日(金)にトム・プロジェクトによる本格舞台「挽歌」を茅野市民館にて開催いたします。
トム・プロジェクト プロデュース「挽歌」
原発を受け入れ。原発と共に生き。 そして原発に故郷を追われた人々。 その故郷を悼む、悲しき挽歌。
福島第一原発の地元、大熊町からの避難民が多く住む会津若松市。そこには避難民を中心とした小さな短歌サークルがあった。サークルメンバーはお互いの短歌を通して心を寄せ合い、寄る辺ない気持ちを慰め合っていた。
ある日、届いた一通のはがきには、原発を詠んだ数首の短歌が刻まれていた。
差出人は「ホームレス」。
会員たちは驚きとともに、謎の歌人の正体に興味を持つ。
東日本大震災から5年。
戻りたくても戻れない故郷。見通しの立たない不安。「原発」への複雑な思い。
復興への長い道のりを覚悟しながらも、必死に立ち上がり、前を向いて力強く歩き出す人々の物語。
出演は、舞台、ドラマで活躍している安田成美。共演には、昨年の紀伊国屋演劇賞で個人賞を受賞した高橋長英、他。
あらすじ
2016年秋、会津若松市の路上で、一人の男がちびた鉛筆を手に古びた手帳をめくっていた。
そろそろ冬の足音も近く、外で寝るには危ない。
短歌サークル「梨の花」は、主宰の高山佳織を中心に今日も歌会が開かれていた。
広報に呼びかけていた短歌募集に初めての投書が届いた。
待ちに待った投書の差出人は“ホームレス”。刻むように書かれた6首はどれも辛辣な反原発歌。
佳織を含め「梨の花」メンバー3人は福島第一原発の地元、大熊町出身であり、みな故郷から逃れ会津若松で、人には言えない思いを抱えて生活している。
故郷への「挽歌」に動かされたメンバーは、それぞれがそれぞれの理由で“ホームレス歌人“に会いたいと願うが――。
日時 |
2016年11月18日(金) 19:00開演(18:30開場) |
会場 |
茅野市民館 マルチホール |
出演 |
安田成美、高橋長英、鳥山昌克、浅井伸治、岡本篤、大鶴美仁音 |
脚本 |
古川健(劇団チョコレートケーキ) |
演出 |
日澤雄介(劇団チョコレートケーキ) |
アクセス |
電車:JR中央本線 茅野駅下車 東口直結
車:中央自動車道 諏訪ICより約12分 |
チケット |
一般2,000円 高校生以下1,000円 親子2,500円
※当日は各500円増
[茅野市民館友の会(前売のみ)] 一般1,900円 高校生以下900円 親子2,400円 |
チケット取り扱い |
[茅野市]茅野市民館、NPO法人サポートC事務局(茅野市民館内)、シマダヤ楽器店、べレックLCV
[富士見町]今井書店ふじみ店
[諏訪市]平安堂諏訪店
[岡谷市]笠原書店本店
[塩尻市]平安堂塩尻店
[松本市]松本井上プレイガイド
[インターネット取り扱い]EVENT-NAGANO https://www.event-nagano.net/ |
お問い合わせ |
茅野市民館(0266-82-8222)9:00~20:00 火曜日休館 |
詳細はこちらをご覧ください。
茅野市民館 トム・プロジェクトプロデュース 「挽歌」
http://www.chinoshiminkan.jp/ccc/2016/1118.html