CRAFT

こんにちは！八ヶ岳のパステル画教室『ハートのつばさ』の竹内香織です。

今日は、思いを言葉で伝える大切さについて、書いていきます。

パステル画『幸せの木』・・・原村を散歩中に見かける木を描きました。

【言葉による癒しと変化】

パステル和アートインストラクター養成講座の最後に、その日に描いた絵を、受講生さんたちと、みんなで眺めて、自分の絵の中で、お気に入りを選んだり、他の受講生さんが描いた中で、好きな絵を伝えあったりしています。

お1人が、「〇〇がうまく描けなかった」と、自分の絵が気に入らない時、他の方から、「素敵！〇〇がいい！」と、ご自身では失敗と思っていた、まさにその部分がいいと言われて、自分の絵に対する印象が変わり、その絵が好きになるということが、多々あります。

他の方からの素直な言葉で、癒しと変化が起こるのです。

それが、講師の私からではなく、受講生さん同士で伝え合っているから、お世辞ではないと感じるし（私もお世辞は言いませんが^^）、何より、受講生さんたちの本心から出た言葉だから、余計に効果があるのかもしれませんね！

パステルセラピーカード『仲間』・・・分かち合い、一緒に楽しめる仲間がいてくれて、ありがとう。

【母と父に、愛している】

一つ、私の体験をシェアさせてください。

昨年12月、斎藤一人さんのFacebookページで、こんな言葉が紹介されていました。

『なかなか口に出して言うのは、恥かしいけれど、愛している人に「愛している」と素直に伝えることは大事だよ。言葉にしないと、伝わらないよ。

師走は、なかなか会えない家族や友人に会う機会がある。また、好きな人と過ごす特別な日もあるね。パートナー、恋人、家族、友人、愛するすべての人に「愛しています」って言ってみよう。愛のある一年を過ごせたことに感謝する思いでね』

これを読んで、素直な私は（笑）、早速、大分県に住んでいる、母親に、電話で伝えてみることにしました。

10年以上前から、毎年、自分の誕生日には、母に、「産んでくれてありがとう！」と伝えていますが、「愛しています」という言葉は、伝えたことがありませんでした。

私も、恥ずかしさがあったので、わざと時間がない時に、ちょっとふざけながら、でも、勇気を振り絞って、「お母さん、愛してるよー！」って、伝えたのです。

すると、母は、「何を気色悪い～！」（笑）と、咄嗟に言葉ではそう言ったのですが、テンションの高い笑い声が聞こえて、とても嬉しそうでした。

伝えた私自身も、なんだかとても満たされた気持ちになりました。愛を伝えると、自分にも、愛が広がるんだなと、実感しました。さらにその後も、電話した時に、何度か伝えました。

そして、12月後半に、父の誕生日があったので、その時、初めて父にも、「愛してるよー！」って、伝えることができました。

実は、父に伝えることは、母の時以上に、躊躇と恥ずかしさがあり、勇気が必要でした。

実は、子どもの頃、私は父が大嫌いでした。

高校時代、特に両親の仲が悪かった時期があり、家で２人がケンカしていると、1人で近くにあった祖父のお墓に行って、泣いていました。そんな私に、当時、飼っていた愛猫が、いつも寄り添ってくれていました。

学校では笑って、家では泣く、という日々を過ごしていた、ちょっと辛い時期でした。そんなにケンカをするなら、別れて欲しいと思ったし、母に伝えたこともありました。

当時、私は母の味方だったので、母が嫌いな父を、私も嫌っていたというだけで、本当の父を見ていたわけではありませんでした。

私が、心理カウンセラーになるために勉強する中で、自分自身への癒しもたくさん行ったので、今では、父のことも好きになりました。

しかも、今思うと、父が悪かったわけではなく、逆に、父の方が優しく、母の思い通りにならないマイペースな父、母に対して無関心な父に、母はイライラして、感情的になっていたんだと、そして、本心では、母も寂しかったのかなと、客観的に思えるようになりました。

そんな背景があったので、まさか父に「愛している」という言葉を伝える日が来るなんて、自分の成長を感じた昨年末でした。

パステルセラピーカード『優しさ』・・・父をイメージして描いた１枚。八ヶ岳に遊びに来た父に、たくさんあるパステルセラピーカードを引いてもらったら、まさにこのカードを引いて、ビックリしました！

【母の変化】

その父の誕生日に合わせて、父へのプレゼントと、母にもクリスマスプレゼントとして、服を買って、送りました。

送る前に、母に電話して、他に欲しいものはないかと聞いたら、母から、こんな言葉が返ってきました。

「他にはもう何もいらない。あなたの愛があるから、大丈夫よ！」と。

母から、『愛』という言葉を聞いたのは、多分生まれて初めてのような気がして、びっくりしました。
子どもって、親から愛されたいと思っているし、本来、親のことを、きっと親以上に純粋に愛しているので、何とかして喜ばせたいと思っています。

私もそんな1人でしたが、母の求めるものと、私が考えて行う行動には、ズレがあって、思うように喜ばせることができない、という思いが以前からありました。

それが、『愛している』、という言葉を伝えることで、あぁ、しっかりと、私の気持ちは伝わったんだな、母は受け取ってくれたんだなと思い、嬉しくなりました。

ちなみに、父と母は、今も一緒にいて、昨年、母から、「父と結婚して良かった」という言葉を聞きました。理由は、「自由にできるから！」と。（笑）

いろんな夫婦の形があるなと思いましたが、私はその母の言葉で、どれほどホッとしたことか。二人の子どもとして生まれてきて、良かった、と思え、私自身への大きな癒しとなりました。

パステルセラピーカード『新たな世界へ』

【伝えようとすること】

言葉で伝えることの難しさもあるかもしれません。時に、うまく伝わらない時もあるかもしれません。それでも、伝えようとすること、大事だなって思います。

無理して言う必要はありませんが、もし心にその思いがあるのでしたら、勇気を出して、伝えてみてはいかがでしょうか？^^

どうしても、言い辛い場合は、「あなたがいてくれて、幸せだわ」とか、「いつもありがとう」でも、いいですよね。

もし、大切な人が既に亡くなってしまっていても、魂には届きますので、言葉にしてみてください。

大切だと思える人に、この世界で、出逢えたこと、それはとても素敵なことだと思います。

『虹の橋の向こうへ』（水彩、パステル）・・・輝く星になった大切な人へ、思いが届きますように

最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

今日もあなたに、愛と幸せが溢れますように☆

ハートのつばさ　竹内香織

お知らせ

ハートのつばさの2月、3月のスケジュールはこちらから！
https://ameblo.jp/kaorin-heart/entry-12574181615.html

☆パステル和アートレッスン

絵を描くことが苦手という方でも、素敵な絵ができあがります！

お申込み先

TEL: 080-3526-3339
Mail: kaorinhappy4@yahoo.co.jp
詳細は、ハートのつばさのホームページやブログにて！
http://www.kaorin-heart.com/
https://ameblo.jp/kaorin-heart/