HOME CULTURE & LIFE OTHER 冬のある日

010203

冬のある日、時間が空いたので犬と一緒に近所の森に出掛けた。
この日はすでに雪は収まり太陽が出ていたが、森の木々が風に圧され、ザーーッザーーッと揺れている。
倒れては来ないまでも、枝が落ちて来るのではと、思わず身をかがめると、目の前をキラキラと輝きながら何かが落ちて来た。
それは木々の枝に降り積もった雪の結晶だった。
枝のことはすっかり忘れて、ハラハラと降り積もる結晶を夢中で見つめていた。

写真家
砺波周平
PHOTO GRAPHER
6年前に富士見町の信濃境に移住し、築7、80年ほどの古い家を借りて妻と娘二人、犬猫たちと暮らし、当たり前に過ぎゆく日々の隙間を写真で表現しています。
仕事は東京に事務所を置き長野、山梨、東京をベースに、行ったり来たりしながら雑誌、広告、ファッションなどの撮影を主に活動しています。
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