食べる・遊ぶ・チャレンジするがモットーで、特に食に関しては「毎食美味しい記録」10年連続継続中。
こんにちは、もっちぃです。
今回も初心者目線で、私見たっぷりにお伝えしたいと思います。
今回初めて参加した御柱祭りで分かったことは、ニュースでは、下社の木落しの部分だけを放映することが多いので、それだけが御柱祭だと勘違いしていましたが、それはもう全行程の中のほんの一部でした。
近年は、観光客の参加も呼びかけていたりしますので、ぜひ次は参加してみてくださいね。
どこで参加すればよい?
山出しのスタート地点から、各宮まで、各地域の氏子達と協力して御柱を人力で運んでいきます。
八ヶ岳の麓、原村から歩いて運ぶのですが、一つの隊列は長い時で300mくらいありそうなくらい非常に長いです。
出来れば原村スタート地点付近から参加出来ればいいですが、途中からでも参加可能ですので、休憩時等(今回は柳沢交差点付近で昼食でした)に参加されてもよろしいかと思います。
付近は車をそこらじゅうに止めることも出来ますが、畑を荒らされたり、付近の住民の通行の妨げになることもありますので、十分注意して、茅野市街地では、多くの臨時駐車場もありますので、そちらをご利用ください。
また御柱街道沿いでは、屋台も多く出ていますので色々な味を楽しみながら、御柱と共に散歩もいいですね。
持ち物は?
給水所や、近所の方々からの差し入れなどもありますが、水分は出来れば持って行ったほうがよろしいかと思います。
必ず持ってきて欲しいのが、軍手!
これがないと、手が物凄く痛くなります。
あともう一点晴れた日は砂埃が舞うのでマスクと、サングラスや眼鏡があると、より一層楽しめます。
御柱を曳く綱
御柱の柱の元から、「元綱」「男綱」「女綱」「曳き綱(先綱)」と綱が繋がれており、これを地域の氏子たち、住民、観光客の皆さんで曳いていきます。
この綱、なんと、地域の人達が一から手作りで作っています。このような準備をされている思いのこもった綱だと思うと、より一層感慨深いですね。
山出し、里曳きとは?
切りだされて、辰野町川島地区「かやぶきの館」に安置されていた、諏訪大社上社の御柱用材8本が、諏訪郡原村の「綱置場」に運ばれここから諏訪大社まで、人力で曳き、「木落し」「川越し」を越えて安国寺の御柱屋敷に安置されるまでを山出しと言います。
御柱屋敷から各社へ向かって人力で曳き、各社ではメド梃子が外され、境内に御柱を建てるまでを里曳きといいます。
木遣りと鼓笛隊
山出しから里曳きまで、数多くの氏子達と共に祭りを盛り上げて勇気を授ける木遣隊、鼓笛隊の皆さん。
木遣は、1202年(建仁2年)に栄西上人が重いものを引き揚げる時に掛けさせた掛け声が起こりだとされる事がある。
子供達の歌う歌はとても神秘的で澄み切っていて、とても感動します。その木遣の後に鼓笛隊が勇気を鼓舞し、いざ、木落としや、川越しなど御柱を曳いている間中氏子たちを守ってくれているかのようです。
参考)
御柱祭公式サイト
http://www.onbashira.jp/