こんにちは。藤森朋子です。
八ヶ岳の短い夏が始まった!とあちこちでイベントや花盛りで、いつも瞬く間に過ぎていきます。
夏のうれしいことはハーブが元気なこと!そのエネルギーを夏バテしそうな身体にいただきましょう。
ペパーミント、アップルミント、キャッとミントは庭に自生してる方も多いのではないでしょうか? ミントのすっきりした爽快感あふれる香りはどんな方にも馴染み深いので初心者が簡単に楽しめる方法をいっぱいご紹介しますね。
シンプル活用方法
ステップ1 摘んできて洗って、水に入れるだけ!ほのかにミントの香りと味のミント水です。口の中がすっきりしますし、見た目も爽やかですね。
ステップ2 麻ひもで束ねたらそのままお風呂へ浮かべます。その葉っぱを揉みながら、香りをかいだり、肌にパタパタ当てて目を閉じて香りを味わってみてください。バスルームが海のように、高原の涼しい風を感じられるかも?(香りで想像を膨らまして旅を。)葉が散らかるのが心配でしたら洗濯ネットや布袋、お茶パックに入れても同じように楽しめます。
八ヶ岳の麓のここは茅野駅前で標高が700m、原村富士見町あたりは1000m越えているのでお天気や気温が変わりやすいです。蒸し暑くなったり、冷たい風が吹いたり、突然の雨に降られたり・・・冷えに気を付けて氷入りのドリンクはほどほどにしましょう。シャワーだけで済まさずに湯船につかると疲れの取れ方も違います。
ステップ3 乗り物酔い予防に摘んだミントをハンカチや冷やしたおしぼりタオルに挟み込み、香りをかいでみてください。レジャーに行くときにクーラーボックスに入れておいてもいいですね。
ステップ4 フレッシュハーブティー。ミントにお湯を注ぐだけで美しい緑の色になります。効能としては、鎮静効果や口臭予防、夏で低下した消化力を補ってくれます。乾燥させて使って保存もおススメ。
ステップ5 アレンジティー、アレンジコーヒーです。ハーブティーに苦手意識がある方もいますので、そんな時は、紅茶とブレンドするとフレーバーティーのようにミントの香りの夏らしい紅茶になります。コーヒーを入れるときに粉の上にフレッシュミントをおいてお湯を注ぎ入れるとミントコーヒーになります。
ステップ6 そのアレンジティーを冷やしておいて、手作りの梅酵素シロップやジンジャーシロップなどで割って飲むのもおススメです。オレンジやグレープフルーツの果汁100パーセントを注ぐとフルーツアイスティーに!ミントを添えたら「どちらのカフェですか?」と気分も上がります。
ステップ7 そのフルーツハーブティーに炭酸水を注ぐと、シュワシュワがまた大人な雰囲気のノンアルコールカクテル風。
ステップ8 お酒モヒートはホワイトラムとライムと砂糖にミントを混ぜ氷で割るだけ。大人の夏の夜を爽やかにしますね。
まだまだハーブや庭仕事初心者レベルの私。
蓼科ハーバルノート主宰の萩尾エリ子先生が見守り様々なことを教えてくださる図書館のハーブガーデンボランティアに入れて頂いています。
昨年の夏、汗だくで作業の後、先輩メンバーの皆さんで作って、飲んで食べて、美しさと美味しさに感動。それから感激のあまり、何度もつくっているのはハーブフルーツポンチです。
ステップ9 ガラスや色がわかる白を基調とした器が目でも彩を楽しめて嬉しいですよ。ステップ7の炭酸フルーツハーブティーに、旬の果物を2~3種。寒天の里茅野市らしく甘めに作ったフルーツ寒天をさいの目切りにしていっぱい混ぜます。ナスタチュームやコモンマロウなどのお花を浮かべても美しいです。器の周りを飾れば華やかな気分になりますね。
ハーブティーはミント系でなくても、レモンバームやレモンバーベナも春に摘んだカモミールも優しい味になります。ブルーベリー、ブラックベリー、プラム、スイカ、桃、梨…色々な果物のおいしい季節は続きますね。
ミント活用して涼し気な気分で夏を乗り越えましょう。