HOME FOODS COLUMN その1「キビ・アワ・白米の粥」

はじめまして。富士見町の前島大輔と申します。みなさんからは「前ちゃん」の愛称で呼んでいただいています。

故郷の静岡県から八ヶ岳に移住して早19年。この地で気功・整体師をしています。気功とは、身体の気のめぐりを促すこと。その中には「食べる」という行為も含まれますね。ハチモットでは季節の変化に合わせて身体にやさしい養生料理を「あれこれ」工夫して、ご紹介していきたいと思います。

「キビ・アワ・白米の粥」

4月。冬溜め込んだ胃の疲れが出てくる季節。

活発な動きが始まる春のために、胃腸を休める助けとなるお粥を食べましょう!
シンプルな基本の養生粥をおさえておけば、添え物アレンジでいろんなヴァリエーションのお粥膳が出来上がります。

材料 5人分くらい

  • 白米 160g
  • キビ 20g
  • アワ 20g

穀物類:水=1:10~12 の対比で作ります。

作り方

  1. 穀物を洗う。
  2. 鍋に穀物を入れて、水を入れる。
  3. 穀物が対流できるくらいの火加減にする(中火~強火で対流させる)。
  4. 40~60分間煮込む。
  5. 米や雑穀が割れて柔らかくなったら完成。

※白米のみのお粥は25分で完成
※雑穀の灰汁が出たら取り除いてください。

※あれこれコラボ:茅野市の陶芸家・高橋由美子さんの器を撮影提供していただきました。

お粥で大切なのは、炊いたご飯ではなく、生米を使うことです!
それは、水に穀類の成分が溶け込みやすく、そのための時間を増やすため。「穀物すべての栄養分をお粥に溶けさせること」これがポイントになります。

編集後記:撮影チームの感想!

澤井(撮影):「これはヤバイ!!雑穀のつぶつぶ感が違和感なく、お米のでんぷんの中に包まれて…!!身体に染みわたる~!」

みっちゃん(編集):「(ライヴ文字起こししながら)なになに?!どういうこと?塩も入ってないんだよね?」

澤井:「ないない、でも家庭で食べる味じゃない、これは!」

―完成後、試食―

澤井&みっちゃん「・・・」無心で食べる。。。

ほんの少しの我慢(待つ)と工夫(雑穀+生米)で、信じられないほど高級感のあるお粥ができました。これは胃腸も大喜び!

前ちゃんの気功教室情報

○山梨県

高根町クラス 2018年4月24日(火) 13:30~14:30
長坂町クラス
(長坂郷土資料館 体育館)
2018年4月17日(火) 10:30~11:30

○長野県

富士見町クラス
(富士見町民センター)
2018年月4日24(火) 10:30~11:30
富士見町クラス
(清泉荘)
2018年4月17日(火) 13:00~14:00
茅野市クラス
(諏訪中央病院 2F講堂)
2018年4月18日(水) 9:00~10:00
下諏訪町クラス
(御田町平和館)
2018年4月21日(土) 18:30~19:30

お問い合わせ: https://www.facebook.com/daisuke.maejima.395

無極自然門・一般社団法人 全日本湿気気功協会 特別会員
前島大輔Daisuke Maejima
北京中医薬科大学日本校にて中医薬科、医学気功科を卒業。現在、無極自然門の宋海君老師のもとで気功・薬膳・治療学・仏法等について修学・研究中。諏訪郡周辺にて気功整体施術・気功教室・薬膳教室などを開き幅広い方に気功と自然との調和、先人の知恵を伝えています。
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