帰国後、すこしずつ活動をスタート。
作品展示・販売の他、刺繍の講師も務める。
2018年に横浜から下諏訪へ移住
現在、地域おこし協力隊として活動しつつ、教室OPENに向け準備中。
今までで一番高い買い物をしました。
工場を買いました。
信州移住フェアで、現在の下諏訪町地域おこし協力隊のひっきーこと綿引遥ちゃんに会った事がきっかけで、下諏訪へ移住を決意したのが前回までのお話し。
ひっきーの落ち着いた雰囲気と、相手に寄り添った話し方がとても心地良く、安心していろんなことを相談できました。
移住を決めてから、実際に移住するまでの1年間は月1で下諏訪へ。
まずは教室をやるための物件探し。
地元の不動産や、町の空き家バンク、人伝い・・・いろいろと探していた時、
「ちょうど良さそうな物件が、空き家バンクに出る予定です。」
との情報をもらい、さっそく見に行くことに。
状態の良さ、小部屋がいくつかあるなど、理想に近い物件でした。
精密機器の工場だった物件で、賃貸ではなく売り物件とのこと。
そして値段を聞いてびっくり!!!!
大家さんから「活用してくれるのであれば、その値段で良いですよ。」
と、ご厚意を頂き、身内の援助などもあり、購入することに!
大家さんや身内含め、みなさま本当にありがたいー!
そして次は仕事探し!
教室をOPENするまでの準備期間を長めに考えていたので、まずは働こうと仕事探しをしていたら、
「来年度、下諏訪の協力隊を募集するのですが応募しませんか?」
と、ひっきーから声をかけてもらいました。
本当にお世話になりっぱなしだったな・・・!
役場の人とも話し合い、やりたいことと繋がるのかどうか?など考えた結果・・・
どうなるかわからないけど、目標を見失わなければ大丈夫だろう!と、協力隊に応募してみることにしました!
面接も無事合格し、2018年6月から下諏訪町地域おこし協力隊として活動を始め、現在に至ります。
お店のOPENは来年6月を予定しています。
私の教室だけでなく、他の作家さんにも授業を行ってもらう予定で、カフェも入ります。
カフェは、ハチモット2縫目にも登場した、同じくスカルス手工芸学校に通っていた友人が運営してくれます。
はるばる北海道から、下諏訪へ移住してきてくれました!
いつも、どんなお店にしたいか2人で話していると、
「やっぱり、スカルス手工芸学校(フォルケホイスコーレ)みたいな場所だよね!」
と、そこに行き着きます。
具体的にどんなお店にしたいのか、説明するのが難しいのですが・・・
“ヒュッゲ”な環境の中で、ものづくりを通して何かを学んで、チャレンジする。
何かやりたいことを発見、気付ける、きっかけが生まれる場所。
詳しくは、この連載を読んでいただくのが一番いいかと!
実際に体験した私だからこそ、伝えられることがあると思っています。
そして、それは下諏訪でやることにも意味があります。
留学時代に過ごしたデンマークの町に似ているヒュッゲな雰囲気、人、時間の流れ。
新しいことや人に対して、「とりあえずやってみなよ。」と、いつも受け入れてくれる地元の人たち。
そして、移住分野の協力隊2人が今後、下諏訪で進めていこうとしている「小商い」にも繋がる部分があり、繋げられたら嬉しい!
https://colorfuru.jp/migration/1641
いつも連載を読んでくださっていた、みなさまへ。
いつも読んでくださり、本当にありがとうございました。
この連載を通して、デンマークでの心地良い体験を、少しでもおすそわけできたら嬉しいです。
そして来年、そんな空間を実際につくります。「ヒュッゲな手芸暮らし」はこまだまだこれからも続きます・・・!
穴のあいたワンピースをダーニングステッチでお直し。
山と雲をイメージして、八ヶ岳っぽくしてみました。