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こんにちは。
寒いですね。昨年にこちらに越して来たワタクシ、今年は昨年以上に寒さがこたえる気がします。。。急に冷え込んできたからでしょうか。これが八ヶ岳、諏訪圏の本気でしょうかね。それともまだまだ序の口ですか?改めてここに住まうということを、既に覚悟し直した次第です。
さて、前回にも増して、身体の中から温めていきましょう!!今回はプルプル、ガクガクしちゃうかもですよ。
「身体を内側から温める方法」
身体を内側から温める方法。それは、「使うべき筋肉をしっかりと使う」ことがひとつ挙げられます。使うべき筋肉はしっかりと意識して、そこ意外はリラックス。そして深い呼吸を。それらが意外と難しい。ここは後ほど説明しますね。
早速今回のポーズを紹介しましょう。どちらかというと、筋肉量の多い男性が得意かも知れません!是非チャレンジしてみて下さい。
Utkata-asana (ウトゥカタ・アーサナ = 椅子のポーズ)
- 両足を揃えて(または楽な足幅にして。両足の間を骨盤位に広げてもOK)背筋を伸ばして立ちます。内股、がに股にならないように、足は平行に。
- 椅子に座るように、腰を低く下ろします。膝がつま先よりも前へ出ないように注意!尾てい骨をたくし込むように、かかとの方へ下げます。
- 肩をすくめないようにしながら、両腕は上に伸ばします。両脇を長く伸ばすようにイメージして。上半身はリラックスさせます。この姿勢をキープしてゆっくり5回ほど深い呼吸をします。1日のうちで合計3セット、チャレンジしてみましょう!慣れてきたら、7~10呼吸にしてみても。
このポーズのコツ、注意点
- 重心を、足裏の前に置き過ぎないようにしましょう。
- 腰が反ってしまわないように注意しましょう。
- 腹筋、背筋をしっかりと意識して行いましょう。
- 腕は上げなくてもOKです。まずはしっかりと「椅子に座り」ましょう!
このポーズの効果
- 脚やお尻の筋肉を鍛え、お尻周りのシェイプアップにつながります。
- お腹のインナーマッスルをしっかり意識することで、体幹を鍛えます。
理想の上虚下実とは?
このポーズでは特に、「上半身は力みなく、下半身はしっかりと」というめりはりが要求されます。ここに今回のポイント「上虚下実」が現れてきます。私はこの言葉を、太極拳の先生に教わりました。文字通り、「上が虚で下が実」という状態。つまり、「上半身=頭、肩、腕はスーッと力が抜けていて、力みが無い。下半身=脚、腰はしっかりと充実している。」という状態のことを指します。
人間の身体は、上半身の力みが抜けてくると、腰の辺り(身体の中心。胆田ですね)にエネルギーが集まり、足腰がしっかりとしてくる構造をしています。剣術を行っていた武士、武道を行う人が「腹(胆、丹田)」を重視する意味も無関係では無い気がします。
この状態になると、動く時に身体の軸がぶれにくくなり、当然、余計なエネルギーを使わない為、疲れにくくなる、と言われています。また、上半身がリラックスすると、肩のラインも下がり胸郭もゆるんで、自然と呼吸もしやすくなります。
さて、現代の私達はどうでしょうか。机上でのPC作業や会議、車での移動、、、座りっぱなしで頭ばかり使う事が多い環境ではないでしょうか。
せっかくの八ヶ岳ライフ!疲れてしまう前に、作業の手を止めて、背骨をしゃんと伸ばして。肩の力を抜いて。美しい山々を眺めながら、おもむろにこのポーズで「上虚下実」な自分を作っていきましょう。
アナタ以外に、あなたの身体を作れる人はいません。かな~りきっちりと筋肉を使うこのポーズ、きっと身体の中から温まっていきますよ。お尻周りのシェイプアップというプレゼントも付いてきます!いぇい。
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