八ヶ岳に自生する薬草ともっと仲良くなって、共に暮らしていくための読み物です。
植物を暮らしに取り入れるとっても簡単な方法の一つに「草花水」があります。デトックスウオーター、ハーブウオーターなどたくさんの呼び名があります。
作り方はとっても簡単
- 好きな植物を摘む
- 水の中に入れる（湧水が良いと思いますが、身近になければ水道水でもよいと思います）
以上です（笑）！！
この、①の「好きな植物を摘む」というところが一番のポイント。
みなさんは好きな植物はありますか？？
名前も知らないけれど、いつもなんだか気になる植物とあなたの間には何かが始まっていると思うのです。植物は「薬効」とか「食べられる」という有用性を持っているだけではありません。
動物と一緒に暮らしている方にはわかりやすいかなあとも思うのですが、おうちで一緒に暮らす動物たちは何かの有用性があるから一緒に暮らしているわけではなく、彼らがいてくれると暮らしが楽しいからとか、優しい気持ちになれるから一緒に暮らしていると思うのです。
植物もそれと同じで、有用性があってもなくてもそこはあまり大きなことではないというのが私の思いでして、植物の有用性ではないところを感じて暮らしていくと、とても温かくて優しい気持ちでいられるのです。
さてさて、草花水。
これは特に薬効を抽出するものではありません。
植物の持っている特有の空気、雰囲気、気、エネルギー、いろんな言い方がありますが、そんなようなものが水に移されたものだと思っています。（私の感覚です）
例えば松の下に立つとどっしりとしたお父さんの側にいるような、桜の下に立つと、ふんわりとしたお母さんに包まれているような、花の咲いているキリの木の下に立つと、凛とした美しくて強い女性の側にいるような感じがするのですが、その「感じ」そのものを移したものが草花水です。
上の二枚の写真はキリの花とキリの草花水。
季節の植物の力を借りて、草花水をぜひ作ってみてください。
八重桜とお庭のミントの草花水
お勧めの使い方は、
- 朝一番で好きな草花を摘む（顔洗う前に！！）
- うちに帰って摘んだ草花で草花水を作り、顔を洗う（これ最高です）
- 飲む
- 歯磨きのあと、うがいするのに使う
- 手を洗うのに使う
- 水筒に入れて持って行って飲む
いろんな場面で大活躍です。
Kigiワークショップのお知らせ
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