HOME CULTURE & LIFE FOOD 富士見町のパン屋 Santeria(サンテリア)に伺いました。

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八ヶ岳エリアには、おいしいパン屋さんがたくさんあります。毎日食べても飽きないくらい。それぞれ特徴があって、どのパンを食べようか迷ってしまいます。

今日伺ったのはヤツガタケノートVol.2で取材させていただいたキャトルセゾンさんのオーナーの弟さんのパン屋santeria(サンテリア)です。オープンして2年ほどの新しい店です。

食パン、フランスパン、いちじくのパン…薪のオーブンで焼かれるパンは、どれもシンプルで味わい深い。いつも気づいたら食べきってしまっていて、ここのパンないと朝がはじまらないような、あったら特別な日になるような存在なのです。

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パンをつくっている工房は、錆びた鉄で張り巡らされた小さな小屋。この工房は八ヶ岳周辺を中心に内装などを手がけているグランドラインが制作しました。

大きすぎず、かといって小さすぎず、丁度いいサイズ。中をのぞいてみる見た目よりも広々としていて作業がしやすそうです。

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外壁にはやわらかなラインが描き込まれています。このグラフィティはアーティストのKAMIさんが手掛けたもの。風とも波ともみえる曲線は、数十年も前から描かれていたかのように周囲とも馴染んでいます。

New Painting by KAMI | HITOTZUKI
http://www.hitotzuki.com/2014/07/28/kami_santeria_2014/

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ここで作られるパンは、1日に数十本。3時から焼き始めても精一杯の数だそうです。大量に作られるパンもある中で、1本ずつ様子を伺いながら焼かれるパンには、それだけで存在価値があります。なんだか壁に描かれているラインが物語るように、自然に逆らわず、力まずに作っている感じが伝わってきます。

santeriaのパンは、キャトルセゾンで買えます。まだsanteriaのパンを食べたことのない方、ぜひ一度味わってみてください。きっと、傍に置いておきたくなるようなパンですよ。

ライター・校正
まちだ ゆうき
1981年群馬県高崎市生まれ。タワーレコード渋谷店勤務を経て、2010年より長野県富士見町に移住。農業経営と並行して、2014年よりライター・校正として活動を再開。2016年より再び東京に転居して校正・編集に専念する。ヤツガタケノートなど八ヶ岳に関わる記事や農業関連のWEBサイト、また商品販促用のキャッチコピーなど文字に関わることを幅広く手がける。
個人活動としては農業専門サイト「つちとて」を運営(休止中)。合気道初段(絶賛修行中)でもある。
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