HOME FOODS COLUMN 連載5「冷たさも味わい」

こんにちは“くらしまわり”山越典子です。

今月も八ヶ岳の麓から季節の献立てと、台所のお話をお届けします。

暑い日が続き、夏野菜がたくさん採れるこの時期、食卓も一段と彩り豊かになります。

農産物の直売所や原村朝市でも新鮮なお野菜が手に入り易く、とっても嬉しい季節です。短い夏の間には、涼を求めて遠方から友人たちがたくさん遊びに来てくれます。

今月はそんな来客の時にもおすすめしたい冷たい一品をご紹介いたします。

使用する野菜はトマト、きゅうり。これらの夏野菜は身体を冷やす性質があります。旬の野菜が美味しいのは、私達の身体を欲している要素がつまっているからなんですね。自然の働きに助けられ、心地良い毎日を過ごせれば最高です。

レシピ「完熟トマトの和風サラダ」

材料 4人分

・中玉トマト 4コ
・きゅうり 1本
・みょうが 1~2コ
・米酢 大さじ1と1/2
・A[昆布だし 200cc(昆布約5㎝×5㎝を一晩水につけておく)、しょうゆ 大さじ1/2、塩 小さじ1/4、みりん 大さじ1/2、寒天パウダー 3g]

※調味料は昔ながらの製法でつくられた、添加物の入っていないものを使用しています。

つくり方

  1. Aを小鉢に合わせて火にかける。寒天を完全に溶かして別の容器に入れて冷やす。
  2. トマトを湯剥きして、6~8等分に切る。
  3. きゅうりを出来るだけ薄くスライスして、塩(分量外)を振り、しばらくおく。水気が出て来たらぎゅっと絞り米酢に浸す。
  4. みょうがを小口切りにして、水にさらし、水を切っておく
  5. 冷え固まった①をフォークで崩す。③④と合わせて混ぜる。
  6. ②を器にのせ⑤を上に盛り付ける。

※器、全ての食材を食べる直前まで冷やしおく
※急いでいる時は昆布と水を火にかけて出汁をとる

ノンカロリーのヘルシーな食材で知られる寒天は、冬の厳しい寒さを利用して作る茅野市の特産品です。

そんな冬の景色も思い浮かべつつ、目にも涼しく、さっぱり食べられる夏の一品でした。使う器もガラスなど涼しげなもの選び、冷蔵庫でよく冷やしてから盛り付けてください。

この一手間が味わいです。

お台所のこぼれ話 その5

我が家では、夏になるとぬか漬けをつけてせっせと食べています。中でもきゅうりの漬けは家族みんなの大好物、毎日の食卓に並びます。

良いぬかを使って、洗い流さず指でふき取る程度で頂きます。古漬けになったら細かく刻んでごまと和えます。

ぬか漬けは夏のお楽しみとしているので、冷蔵庫に入るホーローの容器でつくり、おいしいきゅうりが手に入らなくなった頃にはやめてしまいます。

無理せず、身の丈に合ったやり方でやるのが楽しく続ける秘訣。発酵食品は腸の働きを良くして免疫力を高めてくれるそうですよ。

夏には夏の楽しみを。

くらしまわりのお話でした。

くらしまわり・イベント紹介

原村高原朝市(くらしまわりは週末とお盆出店)

開催期間 7月16日(日)~9月24日(日)
7・8月は毎日開催、9月は土日祝日開催
ホームページ https://www.facebook.com/HaramuraKougenAsaichi/
暮らし探究家
くらしまわり 山越典子
安曇野にあるホリスティックリトリートセンター穂高養生園にて調理を担当。2012年茅野市に移住。玄米菜食のお店「おいしい家」を一人で切り盛りする。出産のため一時休業。
2017年春より、大工の夫と共に「くらしまわり」をスタートさせる。おいしく食べること、丁寧に暮らすことの面白さを提案している。不定期でお料理教室を開催予定。
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