こんにちは!八ヶ岳のパステル画教室『ハートのつばさ』の竹内香織です。
パステルを描くことで、1人ひとりが自分を好きになり、輝いていくこと、それをサポートすること、それが私の使命の1つでもありますが、今日は、韓国で山登りをしながら、思い出した、もう1つの使命のお話をさせてください。
動けば、変わる
先日、講座中にふと思いつき、受講生さんに紹介するため、久しぶりに引っ張り出した本。
『天国はつくるもの』
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12年以上前、検診ナースの仕事で、関西出張に行き、偶然、大阪で書き下ろしイベントをやっていたのが、この本の著者、天国をつくる男、てんつくマンでした。(元お笑い芸人さん)
当時は、彼を知らなかったけど、なんとなく心惹かれ、この本を買い、メッセージを書いていただいたのが、こちら!
『正しく 生きるとは
楽しく 生きること
香織
なんでもあり』
当時以上に、今、私の心に、響いています。
改めて本を読むと、さらに今の私にぴったり!
昔の私から、今の私へのギフトだと感じました。
本の中に、『動けば 変わる』という言葉があります。
1人が動けば、確実に、この現実、世界も変わって行きます。
その一部を体験したのが、10月初め、韓国の済州島(チェジュ島)で、あるビーチに行った時。
青い海、白い砂浜、ロケーションはとても素敵なのに、日曜日で観光客が多いからか、砂浜や海の中、あちこちにゴミが落ちていました。そのほとんどが、プラゴミで、残念な気持ちになりました。
でもそこで、「そんなに気になるなら、拾おう!」と思い立ち、そのビーチにいた約40分間、砂浜に落ちているゴミ、足を浸けて海の中のゴミ、届く範囲のゴミを拾い続けました。
持っていたビニール袋が、あっという間に、ゴミでいっぱいになりました。
逆に、海や砂浜は(落ちていたゴミが、そこまでたくさんではなかったので)、私1人で拾っただけなのに、目に見えて、綺麗になりました!
自分が動くことで、目に見える現実が変わった瞬間でした!
そして、とても希望を感じました。
始まりは1人だけど、さらに2人になったら、10人だったら、100人、1000人、1万人、もっとたくさんの人で拾ったら、地球は綺麗になるのかもしれない!と。
貢献したい・・・
その翌日、済州島にある、韓国で一番高い、漢拏山(ハルラサン、1950m)に、1人で登ってきました。
日本で登る時もそうですが、この日も、登下山の約8時間、ゴミを拾いながら歩いていました。
どうして私は、こんなにゴミのことが気になるのだろう?と、時に、自問自答しながら。
ゴミを見つけても、拾わないで通り過ぎたり、拾えなかったりすると、罪悪感を感じてしまう。
拾った方が気持ち良いのです。
プラゴミを食べた、動物や鳥たち、海だったら魚やウミガメたちが、たくさん命を落としていること。
人類だけが、地球に貢献できてないどころか、地球を汚していること、自然環境を壊していること。
少しでも地球を綺麗にしたい、何か貢献したい・・・。
さらに、もう1つ、大きな理由があります。
今年4月、点描画の秋山峰男さんたちと一緒に、アフリカ、ケニアのスラム街を訪問し、過酷な環境でも、不平不満を言うことなく、神様に感謝しながら生きる大人たち、キラキラの瞳の子どもたちに出会いました。
支援という一方的なものではなくて、愛の交流を行い、子どもたちとの関わりから、ワンネスの世界を体験して、訪問した私たちの方こそ、たくさんのギフトを受け取り、支え合っていることを感じました。
きっかけになれば・・・
スラム街での体験の中で、私にとっては一番衝撃で、打撃を受けたのが、スラム街のゴミ処理場でした。
何か、建物があるわけではなく、膨大な量のプラゴミが、広大な山々になっていました。
ところどころ、プラゴミに火がついていて、それらがくすぶって、異臭がして、毎日毎日、その中で生活している子どもたちが、咳をしていて・・・。
そのゴミは、スラム街の子どもたちが出したゴミではなく、私たちが出したゴミ。
きっと、スラム街のすぐ近くにある大きなショッピングモール、各国の大使館がある高級住宅街等から出たゴミ、もしかしたら、先進国から運び込まれたゴミもあるのかもしれません。
その状況を、私たちが、作っている。
地球の縮図。
地球に溢れるゴミの山、増え続けるゴミ。
とてつもない、罪悪感。
何もできないことへの、無力感。
目に焼き付いた、忘れられない、あの光景・・・。
済州島で、山登りをしながら、ゴミを拾っている時、そんなに気になるのなら、心が震えるなら、ここに私の使命があるのかもしれないと感じました。
「もう見て見ぬふりはしない!」と、決めました。
その現状に、目をそむけず、私にできることを、一つ一つやっていくことに決めたのです。
もちろん、解決できたらしたいけど、一度に解決できなくてもいい。
何か大きなことを、私自身が成し遂げられなくてもいい。
ただ、きっかけになれば。
1人の力が小さくても、その一歩が、きっかけとなり、人と人がつながり、仲間ができ、それが大きな波になっていく。
だから、まずは一歩、私から、動こう!
地球のこと、自然環境のこと、溢れるゴミの問題、たとえ、気が遠くなる程の問題があっても、気になるなら、自分から動こう!
私自身が、そこに心動かされ、使命を感じるから。
秋山峰男さんにも、そのことをお話すると、「『心のゴミ』を手放すことも大切だよ」と。
本当に!まずは、心から。
さらに、行動や思いの中に、『正しさ』、ではなくて、『楽しさ』を。
正しさ、正義は、時に、戦争でさえも、正義になり、正当化してしまいます。
だから、『楽しさ』が基準。
香織、なんでもあり!
動けば、世界は変わっていく!
だから、軽やかに、楽しく、動いていこう!
この命を使っていくことを決めた体験でした。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
ハートのつばさ 竹内香織
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日程 | 2019年11月23日(土)~29日(金) |
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時間 | 10:00~19:00 |
場所 | モンベル諏訪店 2階サロン |
料金 | 入場無料 |
お申込み先
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