冬の八ヶ岳
今シーズンはそんなに雪は多くないですが、冷え込みが厳しい気がします。
霜焼けになってしまいました。
「昭和か!」と友人に突っ込まれています。
こんにちは、はやしです。
雪が降ると子供のようにはしゃぎ出すヒトビトがヤツガタケには少なからずいます。僕もどちらかというとそっちの部類です。
「え~だって寒いから外でたくないしスキーとかスノボとかもやんないしなあ、お家でおとなしく読書とかビデオ観て過ごすさ」、なんていうそこのあなた、何ともったいないことを。
この季節だからこそ、空気は澄んでいて晴れわたる空は八ヶ岳ブルーに染まり、雪を頂き白く悠然とそこにある山々、それはそれは素晴らしい景色を見ることができます。
例えばこんな。
本格的な冬山登山とかではなくても、こんな景色が気軽に見れる八ヶ岳エリア、そう、スノートレッキングに出かけて見ませんか。
今回僕が歩いてきたのは入笠山(ニュウガサヤマ)です。富士見パノラマスキー場のゴンドラで一気に標高1,780mの世界へ。
その日歩く山や雪の状況に応じてベストな選択ができるように、スノーシューやアイゼンなどを用意して出かけるのですが、この日はまだ雪がそんなに積もっていなかったので、スノーブーツに何もつけない状態、いわゆるツボ足でのトレッキングになりました。念のためスノーシューも背負っての出発です。
入笠山山頂までは、ゴンドラ山頂駅からゆっくり歩いてもわずか1時間ほどです。傾斜もきつくないので冬の山歩き入門にはまさにうってつけ。
しかも山頂は360度の大パノラマ、富士山はもちろんのこと、南アルプス、中央アルプス、北アルプスを見渡すことができます。あの「日本百名山」のうち22山を見ることができるそうです。
この日も快晴、最高の景色に出会えて幸福感のチャージができた気がします。
午前中の方が天気が安定していますのでオススメです。
さて、入笠山からの景色を堪能したあとは「マナスル山荘本館」へと一目散に下ります。ゴンドラ山頂駅から入笠山山頂へと向かう途中にある通年営業の山小屋です。天気の安定している午前中に山頂まで行き絶景を見ながらコーヒー休憩、その後山荘まで下ってきてここでランチというわけです。
人気のビーフシチューにお酒の好きな方は生ビール、これサイコーなパターンですね。実際今回一緒に歩いてくれた友人夫妻は、寒さとアルコールでほっぺたを赤らめながら「サイコー」を連呼してました。
*山頂に行く前に山荘に寄ってこれをしてしまうとそれで満足してしまいますのでお気をつけください。
実は今回初めて入笠山に登ったんですが、家からすぐに行けるところにこんな素晴らしい場所があるなんて、なんて贅沢&幸せなことだろうと、改めて思った次第です。
ありがとう。
みなさんもぜひぜひ、この冬はちょっと足をのばして冬山歩きをして見ませんか?
チャージ、チャージ!
八ヶ岳 冬の小道具とか
都心部に住んでいると、この時期防寒用にと買うものといえばやっぱりコートやフリース、マフラー、手袋とかがメインですよね。あとはそーですね、あったかいアンダーウエア、ユニーククロージングのヒートテック、誰もが一枚は持っているとかいないとか。まあ、そんなところでしょうか?
例によって先日東京の家族の元に戻った時に、どんなもん使ってたかなあと家捜ししてみました。
手袋とモカシンシューズ、発見です。
これ、両方とも完全に都会仕様ですね。とりあえずまあ少し寒さはしのげる。でも見た目優先な感じは否めない。しかし八ヶ岳でこんな靴履いてくるぶし見せちゃって雪道とか歩くなんてムリムリムリムリ、
ぜ~ったいムリ、霜焼け!
こんな手袋で雪掻きとかムリムリ、あり得ないでしょ、霜焼け!
今、僕の冬の定番シューズ。
ソレルのスノーシューズ、分厚いインナーが寒さから足先を守ってくれます。ちなみに普段はスノーシューはつけてません、念のため。
そして定番の手袋はこちら。
防寒テムレス SHOWA(昭和か!)
そうです、今、山屋の間でも密かな人気のあのゴム手袋。見た目はアレですが、完全防水、そしてなんと「透湿性」まで備えています。
テムレス=手、蒸れず。
さらに内側には起毛したアクリルボア仕様、表地は滑り止め加工が施され作業性抜群です。最近雪掻きする時はもっぱらコレをアレしてます。
マイナス10度くらいになると流石に手が痛くなってきますが、上級者?になると、インナーグローブを装着してその上からワンサイズ上の防寒テムレスを重ねるという技を使うそうです。
以上2点ですが、私的八ヶ岳 冬の小道具、紹介させていただきました。
みなさんのお気に入りの冬の小道具、今度ぜひアレコレ教えてくださいね!