こんにちは。
梅雨入りして寒暖差の激しい八ヶ岳の麓。以前祖母たちから、こたつは梅雨が明けたら片付けると教えていただいてびっくりしたくらい冷えます。だるさや胃腸の不調に足湯・脚湯はおススメ!ココカラめぐり12月号
お産をするのは医師でもなく、助産師でもなく、自分自身
産婦人科勤務経験と産前産後赤ちゃんの施術などでサポートをしてきたので、現在はマタニティクラス(プレママクラブ)や産後ママとベビーマッサージクラスなど茅野市・原村・富士見町の保健師さんと連携し母子保健事業一部を担当させていただいています。
クラスでは、妊婦さん本人が、身体の不調を自覚してもらい、簡単なストレッチや心がけで解消できる方法をお伝えしています。不安を解消し、楽しくて、身体も楽になりことを体感して頂きながら、様々なパートナーシップのコツ、陣痛中の乗り越え方、産後の準備などエッセンスを散りばめています。
病院、クリニック、自宅を選んだとしても
妊娠中、陣痛中の伴走者として助産師さんが寄り添い、異常があり医療の手が必要な時に、医師と連携をとるという形。医師も助産師も夫も母も手を握り、腰(お尻)をさすることはできても、陣痛は誰も変わってくれません。
お腹の中で赤ちゃんを育むのは自分、陣痛の波を越えて、産むのは自分なのです。だからこそ、人任せにせずに、自分の体調を整えて、万全な状態でお産に臨んでほしい。快適な妊婦ライフを送ってほしいのです。
女性の一生に寄り添う。本当の切れ目のないサポート
産むのは自分だからこそ、一緒にいてもらう人は信頼できる人がいいな。って思いませんか?
産後事業が注目され、行政も妊娠出産産後の切れ目のないサポートを目指していますが、現状として、外来での助産師も毎回違う、当日お産に立ち会う助産師さんは初めまして…、お産の時に時間によって助産師さんが勤務交代で変わっていく…という実情。
産後一か月健診が終わったら、産婦人科には縁遠くなり、助産師さんと会うことはありません。あとは保健師さんが赤ちゃんの健診として会える人になります。ちょっと切れ目だらけにみえませんか?
でもね、まずは今、この諏訪地域、産後ケア事業の助成券がもらえるので、それを有効に使って、マイ助産師のように、いつでも相談できる方を探して産後十分にサポートしてもらってくださいね。
今月9日に、日本で母親と助産師とのbirth for the future(BFF)研究会を立ちあげ、日本の出産ケアの再構築を政策、制度的な観点からも働きかけている助産師ドーリング景子さんをお招きして講演とディスカッションを行いました。WHOは、同一の助産師(少数の助産師チーム)による継続ケアモデルを勧告し、イギリス、カナダ、ニュージーランドでもマイ助産師(かかりつけ助産師)が担当しているそうです。
妊娠中の不安や質問、相談ができて、命懸けのお産の時にも傍にいてくれて、なんでも相談できる。ずっと同じ人に寄り添ってもらえたら信頼関係も深くなり、安心した妊娠出産産後が送れると思いませんか?臨床研究でも、母親と赤ちゃんに良い影響をもたらすとデータが出ています。
まだ八ヶ岳では少ない事例ですがそのようなマイ助産師と嘱託医やオープンシステム連携でお産をしている方もいます。開業助産師さんも増えて、妊産婦さんに寄り添う方たちは増えてきています。
出逢っていってくださいね。そして女性が安心して、産む力、育む力を発揮できるような環境をみんなでクリエイトできたらいいですね。
私は施術や相談などでサポートさせていただいていますが、助産師ではないのでお産はとれません。でも、誠心誠意妊娠、お産直前やお産直後、退院後、産後、子育て中~濃厚にお付き合いしていく中、ママとパパ、赤ちゃん、それを取り巻くご両親たちのことも、愛おしい存在になり、家族?親戚のような気持ちです。
助産師さん、保健師さん、皆さんで連携して心地よい産前産後を過ごしていけたらいいなと思って活動しています。
その一つはこちら。
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授乳と子育てのお話会
活動12年目のマザーリーフでは、昨年から授乳と子育てのお話会を毎月開催しています。妊婦さんも、産後すぐの方も、離乳食で悩む方も、卒乳の悩みも子育てや夫婦の悩みもなんでもお話していい場です。悩んでいること、ちょっとした疑問をみんなで語り合い、そこから自分自身でこたえをだしていきます。
開催日 | 第一月曜日 |
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会場 | 奇数月 岡谷諏訪湖ハイツ 偶数月 ゆいわーく茅野 |
料金 | 500円 |
申込み | 不要 |
Mother Leafメンバー
代表 藤森朋子 看護師 ナチュラルケアハウスSincerely
壬生正子 助産師 みぶ母乳相談室
小口智子 助産師 とも助産院
伊藤こず恵 助産師 助産院ゆるま~む
その他、森の女神会という助産師さんとの勉強情報交換会をしています。
上記マザーリーフメンバー+出張さんばステーションの皆さん
どうか、いのち産まれていく場があたたかなものでありますように。