2019年年明けして、また春には平成が終わり、新たな時代がはじまりますね。
この瞬間を生きることを感じていくために『産声をあげるとき息をひきとるとき』トークセッションや活動をゆっくりと長い目で再スタートしていきたいと思っています。よろしくお願いします。
お産の現場の葛藤・・・
お産の現場、産婦人科ってふんわりしていて、幸せなイメージではないでしょうか?
人が生まれて『おめでとうございます。』と喜びのシーンが繰り広げられるので、幸せいっぱいの瞬間はあります。
ですが、その中にも死という側面はいつも隣り合わせ。流産や死産、母体の急変、不妊、中絶、性犯罪、虐待・・・社会の課題もいのちの現実も目の当たりにして葛藤を抱えながら働きました。
マザーリーフ結成から活動
その葛藤の中、クリニックの師長壬生さんと退職後も、社会の課題に私たちで何かできないか?と語り合い一緒に勉強会をはじめよう。となりました。想いに共感してくださる方にお声がけして毎月一回Sincerelyに集まって勉強をはじめたのがマザーリーフです。
子宝草のように大きな葉から小さな葉がいっぱいに生まれて育っていく、小さな種をいっぱいまいていこう…そんなイメージをして名付けました。勉強会やママと小さな子たち向けの性教育劇、メンバーで自宅出産をサポートした時もあり、長く細く続けています。
今年から新しくメンバーが入りました。茅ケ崎から移住されて原村で菜の花助産院開業された坂本薫さんです。うれしい~~。
メンバー紹介
- ナチュラルケアハウスSincerely 看護師 藤森朋子(代表)
- みぶ母乳相談室 助産師 壬生正子
- とも助産院 助産師 小口智子
- 助産院ゆるま~む 助産師 伊藤こず恵
- 菜の花助産院 助産師 坂本薫
〈2007年胎内記憶第一人者の産婦人科医池川明先生とマザーリーフメンバー〉
12年ほど前に、諏訪地域に産科医不足、産科閉鎖の波がきて、諏訪中央も富士見病院もお産をやめている時期、不安が広がる中、母子のつながりを感じてもらい安心してもらおうと池川先生の講演会を開催。300名近くの方々が集まりました。(池川先生の最初の胎内記憶の研究のための調査は諏訪地域のママたちだったんですよ。)
産後ママのお悩み
赤ちゃんが生まれて、TVのCMみたいにキラキラ!かと思いきや、骨盤周りは力が入らず、胎盤が剥がれてしばらくは悪露という出血が続いている状態で身体には大きなダメージを負ったママたち、ホルモンも急激に変化していくので精神的にも変化が激しいときです。そんな中、育児がはじまります。
初めてのことばかりで緊張もしています。おっぱいを飲まない、うまく吸えない、足りているか不安、離乳食どうしたらいいの?どしたらいいの?そんなお悩みや不安を抱えながらママたちがいっぱい。いまやスマホという便利なものが出て余計に情報過多で混乱しているママたちが増えていました。世代同居も減ったり移住者も多く孤独な育児、今でいうワンオペです。
十人十色、みんな違っていい~。
あなたが、お腹が空いたと感じるのも、どのくらいの量を食べれるかは日によって違ったりしませんか?同じ年の同じ月に生まれた人と同じ量食べられますか?(笑)だから大丈夫、マニュアル通りにできなくて当たり前。
いいママになろうと頑張っているママたちこそ、苦しくなりがち。
授乳を楽しく、そして子育てを楽しくしてもらいたい。そして、みんな違っていい。私はこうしたい。っということに気づいていけたら最強のママになる。と
2017年授乳と子育てのお話会をスタートさせました。
授乳と子育てのお話会で話して、自分の中から答えをだす
私たちマザーリーフのメンバーは寄り添い、ただママたちみんなで集まって、お話しをすします。わたしはこうしているよ。うちはこんなことがあった。そんな中から、自分の子はどうかな?と目を向け、自分だったらどうするか?を考えて自分のペースや赤ちゃんの個性を認めていけるようになっていきます。
ママたちの感想
- お話会で話してスッキリしました。
- みんなと話していて私だけじゃないんだって思って心強かった。
- 自分だったらどうしたいか?と考えてまだ卒乳しないで飲ませるだけ飲ませたいと思いました。
- 離乳食食べないで困っていたけれど、この子のペースがあるんだと見守れるようになりました。
これからも時代が変わっていっても授乳は変わらない。赤ちゃんとママは自分のペースで本能的に子育てできるよう祈っています。
ぜひとも遊びに来てね。
授乳と子育てのお話会
時間 | 10:00~11:30 |
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場所 | 奇数月 岡谷諏訪湖ハイツ 偶数月 ゆいわーく茅野 |
会費 | 500円 |
参加者 | 女性ならどの年代の方もOK |