HOME CULTURE & LIFE COLUMN Vol.2〜赤ちゃんと動物と植物の性格の話〜前編
季節ごとの八ヶ岳の日々、音、響きを感覚全開で綴ります。

赤ちゃんや動物に妙に好かれる人っていませんか?

言葉が通じなくても、目の前の赤ちゃんや動物が可愛いなあとか、好きだなあと思っていると好かれるし、反対に、苦手だなあ、どう接したらいいかわからないなあ、怖いなあと思っていると、赤ちゃんに泣かれたり、犬に吠えられたり。

赤ちゃんや動物は、相手の発している「気」のようなものを何となく察して反応しているんですね。

これ、同じことが植物や微生物に対しても言えるというのが私の持論でして。

植物や菌類も赤ちゃんや動物と同じように、こちらの気を察して反応しているような気がするのです。

なので、植物や菌類に対してこちらが邪な思いを持たず、心を開いていると相手も心を開いてくれていると感じるのです。

植物に対して心を開いていると、植物にも性格があることを感じることがよくあって、ますます植物が愛しくなってくるのです。

例えば同じような条件で写真を撮っても、ピントが何度でも合う子と、何回撮っても全くピントが合わず、そして撮ろうとすると必ず強い風が吹く子がいたり。(今回はアケビの花がそうでした。)これは、もう撮られたくないとしか思えない(笑)そういう時は、「わかったわかった。撮られるのいやなんだね。」といってすごすごと退散します。

かと思うと、一回で素晴らしい表情を撮れる子もいる。こういう子は自分の美しさを表現したくて、「撮って!」と言っているとしか思えない。それくらい完璧に一度で写真が撮れます。

【赤ちゃんと動物と植物の性格の話】後編はまた明日。

薬草専門家 Kigi
波多野ゆふ
足元の薬草と共に在る暮らしを提案しています。

薬草は特別なものではなくいつでも私たちの足元にあり、古来の人々は感謝と共にその恩恵に預かってきました。

その人に必要な薬草はその人の足元に生えており、同じ時間と場所を共有している薬草を暮らしの中に取り入れることは、生きていくうえで大きな安心感につながると感じています。

薬用植物園勤務、ハーブ講師を経て、現在は薬草専門家Kigiとして、薬草講座や薬草観察会、足元の薬草を使ったコスメづくりや薬草を使ったお手当のワークショップを開催しています。

私たちと変わらない命を持った植物の生き方を、なるべく詳しくお伝えすることを心がけています。
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