HOME CULTURE & LIFE COLUMN Vol.4 「早起きは三文の得」
八ヶ岳に単身赴任してきたオトコの日々の暮らしのちょっとした、でも幸せを感じる日々のコトやモノを紹介。ちなみに妻と娘はバリバリの都会っ子。

八ヶ岳の朝は早い。

こんにちは、早寝早起きがモットーのはやしです。

夜は真っ暗になる森の中に住んでいると怪しいネオンの誘惑などもなく、聞こえるのは暗闇で動き回る鹿の足音くらい。晩酌とは無縁の僕は必然的に早く寝てしまいます。そして、朝日とともに起きる、まさに自然のサイクルに寄り添いながらの生活になりますね。

そう、今回はサイクルのお話、サイクル→サイクリング→自転車です(無理矢理感、、、)

東京で生活していた時は自転車で住宅地を抜けて5分くらいのところにある多摩川サイクリングロード、通称「多摩サイ」をホームコースにしていました。若干の勾配があるもののほぼ平坦路、僕のような素人にはとても走り易く、そして視界が開けていて晴れた日には奥多摩や丹沢、富士山なども望むことができる気持ちの良いコースです。平均して一回20キロくらいは走ってましたね、気合が入った時は80キロ以上走ることも。だいたい足つってましたが。

現在のメインバイク。フレーム以外のパーツをほぼ全部取り替えて約6kgに軽量化している(が本人が軽量化できていない、、、)

さて、八ヶ岳ではドアを開けて外に出ればもうそこは大自然の中、とても気持ち良く走ることができます、と言いたいところですが実は良いことばかりではないんです。

標高が高いからすぐ息が上がる、平坦路はほぼなし、登りか下りしかございません。必死に登りきったかと思えばすぐに下り、漕がなくて良いからいいじゃん、なんて思うかもしれませんが油断してるとスピードが出すぎて危ない危ない、しかもあっという間に下りきっちゃったらまた登りが始まるわけです。

でもあまり追い込まず自分のペースで走ればいいんですよね。

ちょっと停まって喉を潤しながら木の上をすばしっこく走り回るリスを観察したり、森の中を歩く鹿のファミリーとにらめっこをしてみたり、、、早朝ならではの八ヶ岳の風景を楽しむ。自然、そして季節の移ろいを感じつつ、ちょっとこれからのことに思いを馳せながらペダルを踏む、そんな朝のサイクリングもなかなか良いなと。

そんな早起きの日は、なぜだか心にも余裕が生まれます。

いつもは簡単に済ませてしまう朝食もちょっと手間暇かけたり。

目玉焼きとソーセージ、いたって普通ですがスキレットで作るとなんだか贅沢気分。

さらにお昼にはドライカレーのワンプレート作ったりして。

なんだかちょっと(単身ダンシの)寂しさを感じるのは僕だけでしょうか、、、

ツール・ド・デイリーライフ

自転車の良いところは、何と言っても自分の力で進むというところだと思ってます。

そう、自分次第。

自転車に乗りながら移ろいゆく自然を楽しむように、普段の暮らしの中でも、仲間や家族そして自分自身の変化も楽しみながら、マイペースでペダルを踏み続け、少しずつ前に進んでいければ良いなと思います。その先にたくさんの笑顔があることを願いつつ。

追伸

愛すべき八ヶ岳の仲間と、「ヤツガタケあるあるTシャツ」作りました。

もう夏も終わりだというのにね、、

第一弾は3デザインあります。そのひとつがこちら。

鹿のツノのハンドルバー、、、あるある。
モデルさん、、、あるある。

これ着てみんなでヤツガタケを走りましょう!!

ヤツガタケ単身ダンシ
はやし
東京で23年間、エンターテイメント系の会社でサラリーマンをした後、2007年に独立。それを機に「日々の暮らしを楽しむ」をテーマに掲げ、気がつけば2014年春、単身で八ヶ岳に移住。ちなみに妻と小学6年生の娘はバリバリの都会っ子。兵庫県で生まれる。広島&横浜育ち。
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