HOME FOODS COLUMN 連載4「そそるご飯」

こんにちは“くらしまわり”山越典子です。

今月も八ヶ岳の麓から季節の献立と台所のお話しをお届けします。

ここ八ヶ岳周辺でも、いよいよ暑さが本番となりました。山に行こうか、川に行こうか、イベントも盛り沢山の楽しく忙しい季節です。

短い夏をおもいっきり活動的に!
それがここで暮らし始めてからの大きな変化です。

こんな季節に気をつけたいのが、実は身体の冷え。
朝夕の気温差、裸足で過ごしたり、冷たい飲み物など…。暑い暑いと思っていても、足先が冷えていることはありませんか?

気持ちよく過ごしているつもりでも、身体はそうでないこともあります。そんな時におすすめしたい食材がニンニク。血流を良くすると言われ、末梢神経を拡張してくれる作用があるそうです。

食欲をそそる香り、言わずと知れたスタミナ食材ですね。
7月はそんなニンニクを使った一品をご紹介いたします。

レシピ「ニンニクモロコシ焼きおにぎり」

材料(4人分)

  • 白米 2合
  • 水 400cc
  • 塩 小さじ1と1/2
  • とうもろこし 1本
  • ニンニク 1/2玉
  • 醤油 適量
  • 油 適量

つくり方

  1. お米を研ぎ、ザルに入れ水切りをする(約15分)
  2. 鍋に①と水を入れて、30分浸水させる
  3. ②に塩を小さじ1加え、残りの塩はとうもろこしに擦り込み、お米の上にのせる
  4. ニンニクの皮をむいて半分に切り③に加える
  5. 中弱火にかけて、鍋の中がブクブクしたら弱火にして10分、その後火を止めて15分蒸らす
  6. ⑤の鍋を蒸らしていう間に、とうもろこしを取り出す。粗熱が取れたら実を包丁で削いでぼぐしておく
  7. 蒸らしが終わったら鍋に⑥を戻し、ニンニクをつぶしながらさっくり全体を混ぜる
  8. よく熱したフライパンに油をひいて、硬めににぎったおにぎりを焼く。表面がカリッとしたら醤油をぬり、もう一度焼く

※使う鍋により、炊飯にかかる時間が変わります。お使いの鍋に合わせて調整してください。
※もっと気軽に、炊飯器でも同じようにして作れます。
※炊けたご飯にオリーブオイル、白こしょう、イタリアンパセリを加えて、洋風ごはんにしても美味しい。

掘りたてのニンニクはとてもみずみずしく、香味野菜として使うよりゴロっと野菜として食べるのがおすすめです。この時期ならではの贅沢な味わい。

今回は“農園縁側”さんの魂のニンニクを使いました。
そんな美味しい食材に出会えるのは7月16日から開催されている「原村高原朝市」です。

縁側ぶっちーのつくる絶品とうもろこしを合わせて、ニンニクモロコシ焼きおにぎりをお試しください。

“くらしまわり”も週末とお盆に出店させてもらいます。早起きして美味しいものに会いに来てください。高原の空気を思いっきり吸って、良い一日のスタートを。

朝市でお待ちしています。

お台所のこぼれ話 その4

皆さんのお家では、どんなお茶を飲んでいますか?

我が家では身体にやさしい三年番茶を普段のお茶として愛飲しています。その他には、気分や体調に合わせて、自家製のお茶も楽しみます。

よもぎ、すぎな、どくだみなどの野草、びわの葉、しそ、えごまの葉など…洗って太陽の光に当てて干します。熱いお湯に加えて弱火でゆっくり煮出したら、野草茶の出来上がり。

色も香りも楽しめて効能もちょっとうれしい。

青臭さが気になる場合は、フライパンで乾煎りしてみてください。香ばしくなって、ぐんと飲みやすくなります。

手間暇かけての、くらしまわりのお話しでした。

くらしまわり・イベント紹介

原村高原朝市(くらしまわりは週末とお盆出店)

開催期間 7月16日(日)~9月24日(日)
7・8月は毎日開催、9月は土日祝日開催
ホームページ https://www.facebook.com/HaramuraKougenAsaichi/

くらしまわり・のりちゃんの、ゆるゆる離乳食教室とおしゃべりの時間

日時 7月24日(月)10時~12時半
会場 くらしまわりのお家・茅野市
参加費 軽いランチ付2500円
主催 ちえのわデザイン
ホームページ https://www.facebook.com/events/1423710981053063/?ti=icl
暮らし探究家
くらしまわり 山越典子
安曇野にあるホリスティックリトリートセンター穂高養生園にて調理を担当。2012年茅野市に移住。玄米菜食のお店「おいしい家」を一人で切り盛りする。出産のため一時休業。
2017年春より、大工の夫と共に「くらしまわり」をスタートさせる。おいしく食べること、丁寧に暮らすことの面白さを提案している。不定期でお料理教室を開催予定。
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