HOME CULTURE & LIFE COLUMN Vol.4「UAが八ヶ岳に帰ってくる!」

2016年8月9日、ギラギラした夏の日差しの中で、八ヶ岳自然文化園・野外ステージは楽園と化していた。

それは。。。UAライブが行われたから!

こどもたちの笑い声、美味しくて楽しい賑やかなマーケット、歌に合わせて踊ったり、泣いたり、喜びの歓声があちこちに。UAがステージを降りて、みんなと同じ目線で歌う場面では、会場が優しさに溢れ、光が増したほどに美しい光景だった。

その裏で、胸がいっぱいになりながらこの景色を分かち合っていたのが、“ヤツガタケシゴトニン”と書かれたTシャツを着ていたスタッフたち。

UAライブの裏方

八ヶ岳に縁のあるUAは、このステージでいつか歌えたら…と長年想ってきたそうだ。その想いと、これまで八ヶ岳の各地で動いてきたスタッフたちが集結。チーム・ヤツガタケシゴトニン、チーム・乙事キャンプ、チーム・星空の映画祭、チーム・UA気功教室、チーム・カナディアンファームなどなど…(そしてハヤシさん)。

ライブ開催が決まってからの準備期間はわずか1カ月!その短い期間で、楽園のようなライブを開催することができたのは、UAと有志による八ヶ岳の仲間たちが見事にコラボレーションできたからなのではないかと思う。そして、そこにあるのは愛♡

そんなUAライブin八ヶ岳が、
2017年9月22日(金)に帰ってくる。

今度は夜開催!

チーム乙事キャンプは、農家ハウスを多国籍市場へと変容するスークスークのメンバーでもあり、夜の雰囲気作りが抜群。昨年とはまた違ったムーディな演出、そして夜の森と共に、UAの歌は幻想さを増すことだろう。

さらに、今年はチーム・森のオフィスも加わり、スタッフ群は一層華やかになった。

出会いが必然な八ヶ岳

裏方のひとりでもある、ワタクシみっちゃん。実はUAと必然的な繋がりがある。

2014年に出版されたペルシャの神秘詩人ルーミーの本。わたしは本書の翻訳をさせてもらったのだが、この原本との出会いは2003年。そこから10年かけてようやく翻訳本として出版してもらえることになる。

翻訳をはじめてから、都内のある本屋さんが作っている会報誌にUAのインタビューが掲載されているのが目に留まった。その内容は“ルーミーが大好きで、そこから影響を受けて曲ができた”というもの。なぜかその瞬間、わたしの中で「本が出版されたらUAに帯を書いてもらう!」と決めてしまっていた(勝手に)。

紆余曲折ありながら八ヶ岳への移住を経て、ようやく出版が決まった2013年。どうやってコンタクトを取ればよいかと「くらしまわりの台所」・のりちゃんに相談したところ、

お互いにUAの共通の友人がいた!

その友人を介して、当時沖縄にいたUAに繋げてもらった!

帯コメントを快諾してもらう!

という自然な流れで、とても詩的な帯コメントをいただいた。

そればかりか、UAにとって八ヶ岳は第二の故郷であり、この流れはUAライブにまで繋がっていく…。見えない糸は10年の時をかけて八ヶ岳へと導いてくれていたのだ。

それぞれの愛のうた

前述の縁については、わたし個人のたった一本の糸のお話。

UAの歌う愛のうたは、訪れるそれぞれの人たちのハートのなかで、さまざまな出会いや出来事、悲しかったこと、嬉しかったこと、寂しかったこと、分かち合いたいことを湧き出してくれる。

一度作り出されたエネルギーを、再び元の場所に還すためのセレモニー。

バックグランドの異なった、たくさんのその想いが、歌と共に交差する。それがライブのたまらない所以でもある。

今年もまたみんなで天まで届けたい。

UAライブ公式サイト:
http://8mot.com/lp/music/ua-2017/

UA女子旅企画:
https://8tabi.jp/feature/ua-2017/

8mot編集長
みっちゃん
2011年12月に八ヶ岳に移住。以前は医学雑誌の編集をしていたが、移住後はさまざまな繋がりから農業・翻訳・校正・手仕事・イベント企画、星空の映画祭運営委員など、多様性ある豊かな関わりを実行中。共訳に『ルーミーその友に出会う旅』、『ルーミー愛の詩』があり、八ヶ岳で朗読会を主催している。
これからの社会は信頼と仲間との連携=愛なる社会であることを想い、ハチモットで八ヶ岳の繋がりを表現した~い。
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